
定禅寺ジャズフェスの熱量を、年に一度から“街の日常”へ
30年以上にわたり「音楽の街・仙台」というイメージを育んできた定禅寺ストリートジャズフェスティバル。その熱量を年1回のイベントに留めることなく、都市の日常へと接続する新たな試みが始動しました。ライブレストランJ’Zを拠点に展開される通年・夜型企画「JOZENJI STREETJAZZ NIGHT」です。
音楽イベントではなく「都市文化の実装」
定禅寺ジャズフェスは、仙台を代表する音楽イベントとして高い認知を誇る一方、その価値が年に一度・2日間に凝縮されてきた側面もありました。「JOZENJI STREETJAZZ NIGHT」は、そのフェスが育んできた文化を“消費型イベント”として終わらせるのではなく、街の生活リズムの中に実装する新たな挑戦です。夜型・通年型という設計により、音楽が都市活動の一部として根付くことを目指します。
定禅寺通・国分町が抱える“夜の空白”へのアプローチ
近年、仙台では駅周辺への機能集中が進み、定禅寺通や国分町エリアは「目的がなければ訪れにくい夜の街」になりつつあります。飲食だけに依存した夜の賑わいは、コロナ禍を経てその脆さも露呈しました。いま求められているのは“消費”ではなく、“体験”を目的に人が訪れる夜の都市空間。その一つの解として位置付けられているのが、ライブレストランJ’Zです。
小さな文化インフラとしてのライブレストランJ’Z
J’Zは、上質な音響環境と継続的な演奏機会、そして食と音楽が共存する滞在体験を備えた空間として設計されています。「JOZENJI STREETJAZZ NIGHT」はこの拠点をハブに、文化を“点”ではなく“線”として街に広げていく構想です。音楽が夜の定禅寺通に理由を与え、人の流れを生み出す役割を担います。
毎月開催が生む、観光と市民生活の接点
本企画は毎月1回、土曜夜に開催。観光客にとっては「週末に行けば音楽に出会える街」、市民にとっては「特別な日でなくても文化に触れられる夜」という、持続的な都市イメージの形成を目指します。年1回の大型フェスでは生まれにくい再訪性や回遊性、滞在価値を、通年型で積み重ねていく設計です。
「楽都仙台」をスローガンで終わらせないために
出演者は、定禅寺ストリートジャズフェスティバル協会が主体となって募集。プロ・アマを問わず、仙台・宮城で活動するプレイヤーが定期的に発表できる場を確保します。演奏機会の創出、表現の場としての街、観客との継続的な関係性。その循環こそが、文化が自走する都市に不可欠な要素です。「JOZENJI STREETJAZZ NIGHT」は、派手さを競うイベントではなく、音楽が夜の街に意味を与え、記憶として残る体験を積み重ねるプロジェクトとして注目されています。
開催概要
タイトル:JOZENJI STREETJAZZ NIGHT
主催:ライブレストラン J’Z
共催:(公社)定禅寺ストリートジャズフェスティバル協会
開催日程:
2026年
4月25日(土)/5月23日(土)/6月27日(土)/7月25日(土)/8月22日(土)
9月26日(土)/10月31日(土)/11月28日(土)/12月19日(土)
2027年
1月23日(土)/2月27日(土)/3月27日(土)
開催時間:J’Z営業時間内にて実施
出演組数:1回あたり3〜4バンド
演奏形式:対バン形式(1バンド約30分)
料金:ミュージックチャージ無料
※別途、レストラン規定のチャージ・サービス料
※1フード・1ドリンク以上のミニマムオーダー制
会場:ライブレストラン J’Z(仙台市)
公式サイト:https://www.sendai-jz.jp



